Interview

きど

使うたびに気持ちがポジティブになれるような商品を創りたい

大学ではインダストリアルデザインを学びました。デザイナーはデザイン画や商品のモデルを上手に描いたり創ることだけが仕事ではなく、お客様の悩みに共感して、「こうなりたい」と望む未来を届けることが「デザイン」だと繰り返し教えられました。

化粧品会社に入ると、「こうなりたい」を望む、仮想の顧客をできるだけ具体的に創り出す思考を深く学びました。仮想の顧客の生活スタイル、悩み、そして願いなどをできるだけ細かく洗い出し、その願いを叶えるために必要な化粧料、色、香り、容器、ネーミング、キャッチコピーなど、全ての要素が仮想の顧客が望む「こうなりたい」に見合ったものになっているか、繰り返し立ち戻り、考えながらそれぞれの企画を組み立てていきます。

商品の作り手である私たちが何となく「おしゃれだから」「売れそうだから」と思い、それを商品にしても、顧客は見向きもしてくれません。その商品が顧客の「目」にどう映り、どのように「手」にとり、どのような「気持ち」で使い、繰り返し「使いたい」と思うのかを綿密に考えます。

商品は営業、開発、技術、品質保証、製造など非常に多くのスタッフと一緒に創りあげていきます。新人のころは涙をこらえるのが精一杯になるほど、あらゆるスタッフからのダメ出しが飛んできました。けれども一緒に働く仲間の思いは、「お客様の願いをかなえたい」「お客様に喜ばれるよい商品を作りたい」の一点に集約されています。仲間が指摘してくれた点をブラッシュアップすることで、お客様に求められる商品へとつながります。そして、チーム全員が「お客様の願いをかなえる、喜んでいただく」という目標を一丸となって達成し、創りあげた商品は、なぜか成功するのです。これこそがモノづくりのおもしろさだと感じています。

これまでの経験を生かして、Mont makeではブランドの立ち上げにまつわるさまざまな業務を担当しています。まったくのゼロから化粧品事業の立ち上げに携わるのは初めてで、非常に刺激に満ちた毎日です。忙しいですが、在宅ワークも可能なので家庭との両立がしやすく助かっています。Mont makeは年齢、性別、子どもの有無などが仕事を妨げてはならない、家庭を大事にできるからこそ精一杯の仕事ができる、という理念を持っており、スタッフ一人一人の能力が輝く働き方を選べる会社です。

Mont makeの商品を通してお客様に届けたいことは、心の変化。化粧品は毎日使うものだから、化粧品を使う時間が心地よく、楽しめることでポジティブな気持ちになる、そんな商品を創りたいです。そのためにも、創り手である私たちも化粧品を使うことを楽しみ、ポジティブな気持ちを大切にしながら、お客様に寄り添える存在でありたいと考えています。

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